こんにちは。男女双子のまるしゅけの母、ボウです。
今回はヘルメット治療の前編に引き続き、実際の治療について書きたいと思います。
同じ悩みを持つママ・パパの参考になると嬉しいです。
最初に結果を。治療のビフォーアフターをご紹介
だいぶ数値が良くなって、上から実際に頭を見てもかなり歪みはなくなりました。
やってよかったーー。
治療の最後の方はヘルメットを嫌がってしまい、かぶる時間でいうと怪しかったけど…
ここまで治ったならやってよかったなと。
なお、前編でも書きましたが、診察をして1〜2週間ほどヘルメット作成に時間がかかるので、気になる方は早めの受診をおすすめします!
ヘルメットについて
まるが通っていた病院では「クルム(Qurum)」というヘルメットを使用していました。(ほかはアイメットをよく聞いた気がする…?)
クルムは国内メーカーで、GOOD DESIGN賞も受賞しているそう。
色は水色とピンク、白の3色から選べました。水色とピンクも優しい色合いで可愛かったですが、服を選ばないかな〜と思い白にしてみました。
実際にできあがったヘルメットを持ってみたら、軽くて通気性が良さそう!(とはいえ、夏は暑いよな…)
内側にマジックテープがついていて、ここにスポンジをくっつけて使います。
ちなみに水洗いもOKで、付属のスポンジも洗ってOK。たくさん汗をかくだろうな…と思ったので(実際にすごかった)、これはありがたいなと思いました。そしてもう一つ、スペアのバンド(サイドを止めているマジックテープ)を受診のたびにもらえるので、汚れても取り替えられます◎
ヘルメットを洗った日は急いで乾燥させるため、扇風機を使っていました。
実際のスポンジの厚さなどの様子
前編でもご紹介しましたが、このヘルメット治療では、初診を除き、ほぼ各月で計7回通いました。
ほぼ、というのは頭囲の大きくなるスピードが速くて、ヘルメットがきつくなってしまい…次の予約を1週間ほど前倒して受診する回があったためです。
病院では2回に1回の頻度でレベル判定の検査をしました(最初に載せた緑色の3Dの頭が見られるものです笑)。
(あと、毎回眼の検査をしました。斜視のチェックみたい。うちは特に問題ありませんでした。)
また、頭の成長に合わせてスポンジの厚さを変更するので、こちらは毎回「クッション貼り換え指示書」というものをもらいました。(ぐしゃぐしゃで恥ずかしい…)
この内容もざっくり紹介しますね。頭の大きさが成長するので、どんどんスポンジも薄くなっていきます👀
①23年6月上旬
初めてヘルメットを装着!普段帽子はあんまり好まないまるですが、ヘルメットは思ったより嫌がらず。よかった…
・クッション張り替え指示書(以下、指示書)
左前:12mm、右前:12mm、左後ろ:10mm、右後ろ:10mm
まずはバランス良く、という感じ。
②23年7月上旬
・指示書
左前:10mm、右前:12mm、左後ろ:10mm、右後ろ:10mm
早速左右差が出てきました。まるは右前がでっぱっていたので、左前に余裕を作って頭の成長を見ていく感じ…
③23年7月下旬
・指示書
左前:8mm、右前:8mm、左後ろ:8mm、右後ろ:8mm
どんどんスポンジが薄くなっていく(笑)。それだけまるの頭の大きさが成長しているということ…
スポンジがきつくなるのが早くて、診察を1週早めてもらいました。
④23年8月下旬
・指示書
左前:6mm、右前:6mm、左後ろ:8mm、右後ろ:6mm
後ろが特に左右差がひどかったので、スポンジで調整。
⑤23年9月下旬
・指示書
左前:6mm、右前:6mm、左後ろ:6mm、右後ろ:4mm
まるの頭の成長が止まることを知らず…!(笑)
9月ごろからヘルメットを嫌がるように。暑くて汗はかくし、ヘルメットを嫌がる仕草を見せるようになって、私も心苦しく。
⑥23年10月中旬
・指示書
左前:4mm、右前:6mm、左後ろ:6mm、右後ろ:4mm
4mmのスポンジが最薄のようで、そろそろ終わりも近い…ヘルメットを自分で外せるようになってしまった。
⑦23年11月上旬
⑥の時点でヘルメットは外すことにしたのですが、前回で検査した数値を最後聞くために受診しました。
最終結果を聞くのみで、特にこれといったことはなく終了。
できれば全て4mmで使えたら…という感じだったのですが、もうすでヘルメットをつけてくれなくなっていました。
ヘルメット治療で気になったこと・困ったこと
その①夏は特に汗がすごい…
ぽっちゃりまるは汗っかきで(トン似)とにかく汗が心配でした。春頃は特に気にならなかったのですが、やはり真夏になった途端ものすごい汗をかくようになり、頭皮湿疹も出てしまいました。幸い、処方された薬ですぐに良くなったのですが、見ていてかわいそうで…でもつけないと意味がない…親の踏ん張りどころ。ま、当の本人はケロッとしてましたけどね(まだヘルメットをよく理解していない)笑。
その②寝返りが激しくてずれちゃう
寝返りがどんどん上手になって、寝ている間にヘルメットがずれていることも。受診した直後はヘルメットが余裕があるので(スポンジを薄くしたばかりのため)よりずれやすかったです。気づいた時にはそっと直しましたが、やっぱりちょっと気になりました…(先生からもずれたら直すように言われましたが、そりゃそうだよねって感じ)
その③だんだん自分で外せるようになっちゃう
生後8ヶ月を過ぎたころから自分でヘルメットを外す技を覚えてしまって…
気づいたらヘルメットをつけてない!なんてことも。そしてだんだん着けるのを嫌がるように…
その④ヘルメットの中のスポンジを食べちゃう…
③に続き、ヘルメットを取った後、中につけてるスポンジをちぎって遊ぶように。日中だったらすぐに取り上げられるのですが、朝方静かに親より先に起きてヘルメットをちぎり、さらには二人で食べている大事件が発生。すぐ口の中にあった分は取り出したのですが、かけらを飲み込んでしまっていました…先生に聞いたところ「ちょっとくらいなら大丈夫だろう、💩に出てくると思う」と。結局見つけられませんでしたが笑、元気なのでまあ大丈夫かなと…
ただ、やっぱり怖くなってしまって、最後の方(生後9ヶ月くらい、治療開始4ヶ月後くらい)はこちらの判断で寝る時つけるのをやめてしまいました。
その⑤ヘルメットのお手入れ
クルムの場合、ヘルメットもスポンジも丸洗いOK!
ただ、スポンジは毎日洗っていたのですが、ヘルメットは毎日ちゃんとチェックしておらず(これがいけないんだけど)、気がついていたら黒い斑点が…カビだ!!と思ってこすり洗いをしたのですが落ちず。まあなんとか暑い夏を越え、治療も終わりに近づいていたので、しょうがない…そのまま使いました(一応、大丈夫だった、と思う)。
ちなみに治療費ですが、ヘルメットの金額(55万円)のみで、毎回の治療費は特にかからずでした(そもそも込みだったということかも)。
検査などをした日もかからずだったので、一括支払えば終了という感じ。
結論:ヘルメット治療をやってよかった!
最初に書いた結果の通り、かなり程度は良くなったので、ヘルメット治療をしてよかったなと。
子供のことだし、できる時期も限られているし、やっぱりできるだけ後悔したくなかったので…
気づけばヘルメットを卒業してもう数ヶ月経ちますが、向き癖もなく、毎日ころころ転がって寝ています笑
ヘルメットで頭突きされて悶絶したのももはやいい思い出です笑
赤ちゃんの頭の形が気になる方は、まず一度病院で診てもらうのがおすすめです!
以上、ボウでしたっ!
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